ばね指(曲がらない指)の外来5分間治療


ばね指とは

ばね指は、指を曲げる腱が使いすぎで炎症を起こしたもので、親指の他中指と薬指に起こることがあります。また曲がった指を伸ばすのに暇がかかり、大変痛いものです。
指の屈曲腱が腱の鞘・腱鞘(けんしょう)より大きくなって腱が引っかるので指が曲がったままになってしまいます。
通常、屈曲筋のMP関節に近い部分に腱の膨れとそれに一致して圧痛部があります。押して指を動かすと腱の動きと痛みを生じます。


ばね指の治療法

ばね指の治療には、非ステロイド系抗炎症剤の投薬と温熱療法が一般的に行われます。
しかしひどい症状の場合は、麻酔剤とステロイドを混ぜた液を患部(腱鞘内)に注射すると、一時的に症状が軽くなることがあります。
しかし、重度で回復の兆しが見られない場合は、腱鞘を切って開く「腱鞘切開術」を勧められます。日本では一般に病院の手術室内で手術が行われています。


当院での「木村マジック(外来5分間治療)」治療法

当院外来では局所麻酔で、腱鞘切開を行います。その間、局所麻酔時間を入れて、治療時間は5分から10分です。
あっという間に終わる治療法は、治った患者さんたちから「木村マジック」と呼ばれています。皮膚切開も皮膚縫合もありません。 後日抜糸も勿論ありません。「マジック」そのものです。
米国の整形外科雑誌に記載されていたのを、米国で私が整形外科を習ったお師匠さんで、かつて横須賀で水口整形外科を開業しておられた「水口外茂次」先生が私に伝授された方法です。
過去4年間で30例ほどの症例を行っています。本当は「水口マジック」なのですが、九州では、「木村マジック」と呼ばせて頂いています。
当院に来られた患者さんには、患者さんの同意を得た場合は最初から「木村マジック」を行っています。治療代が一万円以内で、たった一回の処置で根治する方法だからです。
近くの患者さんには、翌日も来て頂いています。遠方の方は、ご自分で翌日包帯を取って頂きます。勿論翌日から包帯なしで、入浴も可能です。ときどき軽い疼痛が約一週間程度残る場合があります。

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