木村専太郎クリニック[ホクロ(ほくろ)除去・下肢静脈瘤硬化療法]
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下肢静脈瘤とは?

静脈には、血液が心臓方向に流れるように逆流防止の弁がついています。下肢は第2の心臓といわれ、脚の筋肉を動かすことにより、下肢にある血液が一方的に心臓に向かって流れていきます。しかし下肢の静脈弁が壊れていると、血液が逆流し、静脈が拡大します。
これが静脈瘤です。下肢の静脈には脚の筋肉の中を通る深部静脈と、脚の表面を走る浅在静脈があります。お産の後や、長時間立つ仕事をする人は、下肢の静脈弁がこわれて、血液が逆流して、静脈瘤が発生します。脚が腫れたり痙攣をおこしますが、通常美容上の治療を望むようです。

下肢静脈瘤治療硬化療法

以前の治療法は、入院して手術室で浅在静脈瘤を手術で抜去しました。
しかし、現在は膨れた静脈瘤の中に硬化剤を注入して、血液を遮断して治療する方法を外来で行っています。私は肝硬変患者の食道静脈瘤出血を硬化療法で治療していたことがあります。その方法を応用するのが下肢静脈瘤硬化療法です。これは麻酔をしない治療で、拡大した静脈瘤の中に硬化剤を注入して行います。注入部を圧迫するために、その夜は入浴できませんが、翌日には圧迫包帯をとることができます。

私の使用する硬化剤は皮膚に安全で、静脈瘤の程度により硬化療法手技が2〜3回必要な場合があります。4年間で約100症例施行し、結果は良好です。

下肢静脈瘤の予防

下肢の静脈弁が壊れることによって、引きおこされる病気、「下肢静脈瘤」が発生してしまう前に予防しましょう。
まず、立ち仕事の多い人は意識的に足踏みや膝の屈伸運動をして、できるだけ足の血行をよくしましょう。さらに歩くことで足の筋肉を収縮させ、静脈の血液が心臓に向けてスムーズに上がりやすくなります。立ったままの状態ではなく、積極的に歩いたりして下肢を動かすようにしましょう。
また、寝るときには足を高くして寝るようにします。足を高くすることにより、血液の心臓への戻りをよくしましょう。女性の場合、大腿部までのストッキングを着用したり、男性の場合、膝下までくるハイソックスを着用されることもよいでしょう。血行がよくなり、冷え症の予防にもなります。

ご心配な方は当病院にお越しいただき、相談されることをお勧めします。
適切な診断と静瘤の程度により患者さんに適した予防法や治療方法をお答えいたします。

下肢静脈瘤の治療例


 


 



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