下肢静脈瘤の硬化療法は福岡の木村専太郎クリニックへ

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硬化療法による治療

下肢静脈瘤の治療法

治療法は、以下の3通りです。

1.外科手術法
 そけい部か膝窩部静脈結紮と静脈抜去法(ストリッピング)
手術で下肢静脈瘤のある静脈を抜去(ストリッピング)する方法で、従来から行われている治療法です。
入院して、手術室で麻酔をして、下肢静脈瘤が大伏在静脈系のときは、そけい部(股の処)で静脈を結紮(けっさつ/血管をしばること)し、 それ以下の静脈を足首から抜去(ストリッピング)します。
下肢静脈瘤が小伏在静脈系のときは、膝窩部(しっかぶ/膝のうしろ)静脈を結紮し、それ以下の静脈を足首の後部から抜去(ストリッピング)。 手術費、麻酔費、約1週間の入院費が必要です。
2.そけい部か膝窩部の静脈結紮法と硬化療法のコンビネーション
下肢静脈瘤が大腿部に大きな静脈瘤があるとき、そけい部で静脈を結紮し、それ以下の下肢静脈瘤を硬化療法を行います。 下肢静脈瘤が小伏在静脈系のときは、膝窩部で静脈を結紮し、それ以下の下肢静脈瘤を硬化療法で治療します。
下肢静脈の超音波検査法、手術費、注射手技料、薬剤代が必要です。 全て外来で行います。ただし静脈の結紮と硬化療法は別の日に行います。
結紮術を行うと再発が少ないようです。
3.硬化療法のみ
下肢静脈瘤がひどくない場合は、下肢静脈瘤硬化療法のみ行います。
下肢静脈の超音波検査法、注射手技料、薬剤代が必要です。全て外来で行います。手術費は不要です。

下肢静脈瘤の治療法「硬化療法」

 以前の治療法は、入院して手術室で浅在静脈瘤を手術で抜去しました。
しかし、現在は膨れた静脈瘤の中に硬化剤を注入して、血液を遮断して治療する方法を外来で行っています。
私は肝硬変患者の食道静脈瘤出血を硬化療法で治療していたことがあります。その方法を応用するのが下肢静脈瘤硬化療法です。 これは麻酔をしない治療で、拡大した静脈瘤の中に硬化剤を注入して行います。 注入部を圧迫するために、その夜は入浴できませんが、翌日には圧迫包帯を取り、入浴することができます。

下肢静脈瘤の検査

(図解)深部静脈と潜在静脈浅在静脈には、足首の内側、大腿部の内側を走る大伏在静脈系と足首の後部から膝窩部(しっかぶ/膝のうしろ)に走る小伏在静脈系があります。
まず、下肢静脈瘤がこの大伏在静脈系に属するか、小伏在静脈系に属するかを検査し、深部静脈が働いているかを調べます。
調査方法は次項のように、静脈造影法、超音波法、弾力包帯を巻いて歩行して検査するなど、主に3つの方法があります。

深部静脈の検査

硬化療法を行うために、深部静脈が開いているかを検査をします。その方法に

  1. エコー(超音波法)
  2. 弾力包帯を下肢に巻いて、下肢静脈瘤を圧迫包帯して歩行する方法
  3. 静脈造影を行う方法

の3通りの方法が挙げられます。
当クリニックでは、(3)の静脈造影は通常行いません。一番安全で安価な(1)エコー法と(2)包帯圧迫法の2つの方法を用いています。

深部静脈の開存が確認できた場合、硬化療法を行います。硬化剤は、血液を固まらせるので危険です。しかし、適量以下を使用し、決まった注意の下に行うと安全です。
また、私の使用する硬化剤は皮膚にも安全です。

当クリニックでは過去5年間で、約200人の硬化療法を安全に行っており、結果も良好です。
副作用もほとんどありません。硬化療法後に軽い黒い着色が10人中1〜2人に起こることがありますが、通常の場合、時間の経過とともに着色は軽くなり、消えるようです。静脈瘤の程度により硬化療法手技が2〜3回必要な場合もあります。

硬化療法での手術例

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