巻き爪は、別名、陥入爪とも呼ばれます。陥入爪(かんにゅうそう)とは、爪の側縁が、皮膚の中に食い込んでいる状態です。足の親指(または母趾)によくできやすいです。化膿や、腫れ、強い痛みなどが主な症状です。巻き爪は、爪の一方または両側に変形が生じている状態です。爪が筒状に丸くなり、側縁が指の中央に向かって巻き込まれることもあります。
原因として、先天性(生まれつき)の異常の場合もありますが、ほとんどの場合は、外傷や環境など後天性なものです。
特に深爪や、先の尖った靴の着用、長時間の歩行やサッカーなどのスポーツ、などが原因です。一度巻き爪が発生して爪全部を切除されたあとは、爪が変形して生えます。その後に前よりひどい巻き爪になることもあります。
何度も症状をくり返しておられる患者さんは、是非木村専太郎クリニック(福岡)にお出でください。
当クリニックで主に行っている方法として、まず母趾の根元に麻酔を行い、陥入している爪を2mm位除去し、爪の生える処(爪床)の部分を除去して爪が生えないようにします。化膿部分も除去すると治療は早く済みます。過去25年間に約2,000症例行って結果は良好です。
巻き爪(陥入爪)にならないために、まずは「深爪」をしないことです。爪は長めに四角く切りましょう。「靴下やストッキングが破れるから」という理由で短く切らないようにしてください。
また、窮屈な靴が原因で巻き爪(陥入爪)になる場合もあります。あまりパンプスなどの先の窮屈な靴を連続で履かないようにしましょう。ただ、同じようにパンプスなどを履いても、巻き爪になる人とならない人がいます。理由として骨格や歩き方、体重のかけ方、靴の履き方も大きく影響するためです。ただし、「パンプスはダメ!」ということではありません。圧迫のない靴と交互に履き替えたりなど履き方を工夫しましょう。
逆に大き過ぎる靴は、靴の中で足が遊んでしまい、歩くときに足が前へと動いてしまい、指先が靴先にぶつかってしまいます。そして、そのことが原因で巻き爪になってしまう場合もありますので、靴のサイズを選ぶ際には充分に気をつけましょう。
巻き爪を自分で切ったり、見よう見まねで処置をすると、何度も感染します。
巻き爪のために、何年も靴が履けない人がいます。若く病気の無い人は、抵抗力があるからよいですが、高年齢の方、糖尿病を持って居られる方、早期にきちんと治療しましょう。
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